モバイルルーターをリモート操作するには?

モバイルルーターの遠隔操作

専用アプリで遠隔操作しよう

モバイルルーターはスマートフォンに専用のアプリをダウンロードすることで、本体に触れなくても遠隔操作などが可能です。ルーターには基本的にNEC製のものと、HUAWEI製のものの2種類があり、使用する機種によってダウンロードするアプリが変わります。使用している機種がどちらのメーカーのものなのかは、本体に刻印されているロゴや、契約書に記載されている表記などから判別できます。NEC製のものを使っている場合にはNECWIMAX2plustoolというアプリ、HUAWEI製を使っている場合にはHUAWEIHILINKというアプリが必要です。どちらのアプリも、iOS向けとAndroid向けの2つがリリースされていて、iOSを使っている場合にはAppStoreから、Androidを使っている場合にはGooglePlayからダウンロードできます。アプリのダウンロードやインストールは無料で、利用する際に追加の費用なども必要ありません。

 

ファーウェイのモバイルルーターは「HUAWEI HI LINK」

HUAWEIHILINKアプリ
HUAWEIHILINKの場合には、初めてアプリを起動した際に、個人情報に関する規約が表示されるので、問題がなければ同意するをタップします。次にIMEI番号とパスワードの入力によるログインを求められます。アプリを起動して最初の画面に、使用しているルーターの端末名が表示されていない場合には、デバイスがモバイルルーターのWi-Fiに接続されている事を確認する必要があります。別のWi-Fiに接続している場合には、ルーターの情報が取得できないので、設定などの作業が行えません。IMEI番号は、機種によっては本体の裏側などに記載されていたり、本体の情報画面に表示されています。IMEI番号を入力して次の画面に進むと、SSIDとパスワードの入力が求められます。SSIDやパスワードについても、ルーター本体の裏側などに記載されていることが多く、契約時の書類に記載されている場合もあります。正しいSSIDとパスワードを入力して次へをタップすると、HUAWEIHILINKの設定が完了します。設定が完了したらすぐにルーターのバッテリーの残量を確認したり、アプリ側から再起動や周波数の変更などが可能です。再起動などを行いたい場合には、アプリの上部に表示されるツールのボタンをタップして、ショートカットをタップします。この画面で画面下部に表示される再起動ボタンから再起動が可能で、周波数の切り替えも、設定にあるネットワークの項目から行えます。

 

NECプラットフォームズのルーターは「NEC WiMAX2+ TOOL」

NECWIMAX2plustoolアプリ
NECWIMAX2plustoolを使用する場合にも、初めてアプリを起動すると、設定などの項目が一覧で表示されます。接続設定ウィザードをタップすると、遠隔操作を利用する際に必要になる、パスワードとIDの入力が求められます。IDはデフォルトではadminになっていますが、パスワードは任意のものを入力する必要があります。後でログインをする際に必要になる情報なので、忘れないパスワードを設定したり、パスワードをメモしておくなどの工夫が必要です。IDとパスワードの設定が完了すると、モバイルルーターとアプリの接続を行います。Wi-Fi設定の画面でOKをタップすると、自動でカメラが起動するので、ルーターにあるQRコードをスマートフォンのカメラで読み取ります。ルーター側のQRコードに関しては、実際の機種ごとに表示方法は異なりますが、ほとんどの機種では設定画面からQRコードを生成できます。HUAWEIの場合とは違い、パスワードを入力する必要がなく、QRコードのスキャンだけで良いのでとても楽です。これらの設定が完了すると、アプリから通信に使用する周波数の変更や、ルーターを休止状態にしたりなどが利用できます。周波数の変更はボタンをタップすることで、2.4Ghzと5Ghzの2種類の周波数を切り替えることが可能です。休止状態にしたりリモートで起動したい場合には、ルーターの電源が入っている状態で、休止状態のボタンをタップすると、ルーターが休止状態になります。逆にルーターの電源が切れている場合に、アプリでリモート起動のボタンをタップすると、本体に触れることなく起動可能です。

 

遠隔操作によってこんな使い方ができます

実際の使用例としては、普段はモバイルルーターをカバンやポケットなどに入れておいて、周波数の切り替えなどはスマートフォンから行うといったことが出来ます。特に周波数の切り替えについてはとても便利で、外出先で屋外と屋内を行き来する場合には、常に最適な電波に切り替えて使用できます。屋外の場合には5Ghzの方が電波が届きやすく、屋内では2.4Ghzの方が受信感度が高くなります。屋外と屋内を移動する際に、モバイルルーター本体で設定を変更すると、操作性が悪くスマートではありません。しかし遠隔操作に対応したアプリを使用すれば、ルーター本体はポケットなどに入れたままで、簡単に設定を変更可能になるのでとても便利です。


関連ページ

中国製モバイルルーター
中国メーカーが作っているモバイルWi-Fiルーターの安全性は?バッテリーの発火や、勝手に通信情報がメーカー側に送信されたりしてないの?
モバイルルーターの選び方
モバイルルーター端末はどう選べばいい?バッテリー持ちやデザイン、発売日などモバイルルーターを選ぶときに気にしたいポイントについてまとめています。
旧WiMAX回線はいつまで使える?終了後の影響は?
初代WiMAX回線のサービス提供終了が発表されています。そこで旧WiMAXがいつまで使えるのか、現在使える速度やサービス終了後の影響についてまとめました。
モバイルルーターのIPアドレス
モバイルルーターのIPアドレスを知る方法について。IPアドレスとはどんなものか、種類や特徴、モバイルルーターのIPアドレスを変更する方法も紹介しています。
バッテリー容量
外で使うことが多いモバイルルーターを選ぶ時に大事なポイント「バッテリー容量」について。どんなモバイルルーターを選ぶべきかを解説しています。
テレワークにおすすめのモバイルルーター
会社以外の場所で仕事するテレワークにおすすめのモバイルルーターについて。テレワークするときにちょうどいいモバイルルーター業者や端末をとり上げています。
海外OKのモバイルルーター
海外でもモバイルルーターを使いたいとき、どんな端末を選べばいいのか?選ぶ時のポイントを紹介しています。またどうやって調達するのかについてもまとめました。